この記事ではポピュラーピアノとクラシックピアノの違いや
初心者はどっちから始めたほうがいいのかを書いていきます!
ポピュラーピアノとクラシックピアノ(コード演奏)の違いって何?
クラシック演奏
クラシック演奏が、全て楽譜通りに弾く方法
ポピュラー演奏がコードを使って、楽譜を自分なりに弾く方法になります
具体的には、クラシックピアノの楽譜はこんなんです
上段が右手で演奏する部分で、下段が左手で弾く部分になっています
弾く音符が全て指定されていてます
ポピュラーピアノ
対してポピュラーピアノはこんな感じです
書かれているのはメロディのみで、その上にコードが書かれています
奏者はメロディラインを右手で弾き、左手でコードを自分なりに弾いて、曲を再現します
コードを使うので、どう弾いてもいいし、一度コードさえ覚えちゃえば
どんな曲でもさっと弾ける便利さがあります
このコードを使う演奏こそがポピュラーピアノであり
コードさえ使っていれば
ジャズもヴォサノバもクラシック曲も全てポピュラーピアノです
逆に言えば曲自体はジャズであっても
クラシック曲と同様に、両手全て書かれた楽譜であれば
それはクラシック演奏とも言えるわけです
音楽用語全般に言える事ですが、言葉の意味が曖昧で
人によって言葉の意味が異なる場合も多いので
この説明だって、違う!って言う方もいると思いますが
ここでは、コードを使った演奏をポピュラー演奏と呼びます(・∀・)
何が違うって、どっちをやるかでピアノの練習内容が大きく変わるんで
この区別って、奏者視点で随分変わるんですよね
ピアノ初心者はクラシックとポピュラー(コード演奏)どっちからやるべき?
子供からピアノをやっている人だと、ほぼ間違いなくクラシックピアノからスタートしてると思うんですが
大人や趣味でピアノを始める人はこの2択で自分で選べるんですよね!
とはいえ、どっちも一長一短なところがあって
実は初心者がこれを選ぶってかなり難しかったりします
クラシックピアノのメリット
- ピアノ初心者でも簡単な曲ならすぐ弾ける
- 初心者向け楽譜が豊富で、少しずつステップアップ出来る
- 過去の偉人達が作曲した曲を演奏できる
- お手本演奏がyoutubeに多々あり、ネットで聞ける
クラシックピアノのデメリット
- 一曲を弾けるようになるまでにかかる時間が膨大
- 型にはまった演奏になるため、飽きる人も多い
ポピュラーピアノのメリット
- コードさえ覚えてしまえば、どんな曲でも短期間で弾ける
- 曲を自分が思うままに演奏出来る
- 弾き語りや、曲の伴奏など、音楽に対して色々な事ができる
ポピュラーピアノのデメリット
- コードを覚えるまでが大変
- 自分なりに弾くため、お手本演奏が存在しない
- 複雑な演奏が出来るようになるまでには、かなり時間がかかる
ざーっと書きましたがこんな感じでしょうか
どっちにも利点があって、正直かなり悩ましいです!
ただ、私の周りでピアノをやっている大人を見ると
子供の時からクラシックピアノをやっていた人でポピュラーピアノにも手を出してる人はあんまり見かけません
逆にポピュラーピアノからやりだした大人の人とかは、クラシック演奏にも手を出して
とにかくピアノで出来る事を増やそうとする感じはあります
これを書いてる私は、大人からピアノを初めて、ポピュラーピアノからスタートして
その後クラシックもやって、今は毎日両方をやってるような感じなんですが
正直どっちから始めても問題はないと思います!
ジャズをやりたいって決めてる人でも、クラシックピアノからスタートすれば
ジャズ演奏をそのまま楽譜にした物が読めるようになりますし
好きな曲のジャンルから決めるっていうのは違うと思ってます
どっちからやっても好きな曲にはたどり着けるんで
曲で選ぶよりは、きっちり楽譜を再現するクラシックか、自由度が高いポピュラーか、そのくらいの認識できめればいいんじゃないでしょうか!
メリットデメリットと自分の性格から判断してもらえればいいかなと思います(・∀・)
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